家族はどうしたら片付けるようになる?

ブログご訪問ありがとうございます。  

空間・時間・ココロも整うお片付けを
ご提案・サポートしています、 
整理収納アドバイザーの高野ひかるです。   


片付けレッスンをしていても
講座をしていても
よく頂く質問。

「家族はどうしたら

片付けるようになりますか?」


このご相談については
ひとまず魔法のように
たちまち家族が片付けられる!を
望みすぎず

「片付け苦手な人でもできそうなこと」


をひとつひとつ積み上げていくことを
奨めしています。

☆☆

この「できそうなこと」は
人によって様々だと思います。

例えば我が家の場合
夫はすぐ床に鞄を
置きっぱなしに。
収納扉の前の邪魔な場所なので
鞄を定位置(棚の中)に置いて欲しいー。

そんな時、何をするかというと
夫に鞄の定位置、置きにくい?
まず聞いてみる。

言われてみれば
ちょっとこの場所置くの面倒くさい、と。

比較的入れやすい場所なのですが
疲れてる身体は
もう鞄を持ち上げるのも面倒らしい。。

ここら辺なら置けるかも、
と夫が言う場所には
既にモノが入っています。

それでも
鞄を戻してもらう方が大事ならば

そのスペースを空けるために
そこに入っていたモノを整理して移動。

普段から片付けておくと
この作業は楽ですねー。

そして
本人がここなら戻せるって言ったし!と
良さそうな定位置を用意しても
まだ、床に置く夫・・・。

そこでいきなり怒らず、観察です。


置きやすそうと思ったけど
どうやら動線から少しズレてる?とか

帰ってきた時の動きを見ると
あと1歩!動かねばならないらしい、とか

少し気にして入れないと
はみ出して入れにくそう、とか

扉を開けるのは面倒らしい、とか

色々細々と観察するのです。

あと一歩じゃん!置いてよ!!と
言うのは簡単。

でも
クタクタに疲れて帰ってきて
その一歩さえもなんだか面倒、という
気持ちは分からなくもないのです。

私も疲れていたら
これ以上面倒くさいこと1つもしたくない。

そして鞄が床に放りっぱなしでも
正直夫は何も困らないのです。

定位置に置いて欲しいのは私。

私の望むようにやってもらいたいなら
せめて相手に合わせたやり方を
考える方が、モメるより断然早い。

まぁそれでもムカっとすることも
しょっちゅうありますが!

☆☆☆

この位置でも戻すの難しいかな?と
本人に(怒らずに)聞いてみる。

他に定位置の候補があるなら
それならここはどうかな?と
提案する。

入れ辛そうなら入れ物を変える。

今は慣れていないだけなのか

戻しにくいのか。


片付けて欲しい人が

出来るだけやり易いように。


観察と作戦実行を粛々とやる。


北風と太陽のように
何がなんでも自分の思い通りに!
いいから言うこと聞いて!
では、残念ながら反発しか生みません。

相手の状況を鑑みて
出来る限りやり易いようにするから
協力してくれないかな、という
共存する姿勢なのか

いいからやってよ!という姿勢なのか

同じ言葉を使っても
恐ろしいくらいに

姿勢はただ漏れています。


なので
ここからが超重要なのですが
ご相談をお受けした時には

自分がより心地よく過ごせるように
自分の管轄のモノを整えてみてください

とお伝えしています。

片付けの良さを体感していて
家族にもこの良さを味わって欲しいな、
と思っている人の言うことは
やはり言葉の重みが違います。

そして
自分のモノをどんどん片付けていると
暮らしよくなってきて
家族も片付けだしたりすることは
本当によくあることなのです。

まあロボットではなく人間ですから
プログラムされた完璧な行動!は難しいし

片付けられなかったとしても
元気で帰ってきてくれることが
ありがたいし

出来ない日があっても多少は仕方なし。

でも!諦めず粛々と作戦決行。

面倒くさいけど!笑!

ずっと我慢したり怒ったりするより
100倍マシだと思っています。

また他にも色々作戦はありますが
ブログではお伝えしきれないので
ご興味あれば片付けレッスンへどうぞ笑

折り合いつけて
心地よさを大事に
やれることをやっていきたいですね。

では今日もご機嫌な1日をお過ごし下さい🍀

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